三回目

なんとか洞窟を見つけて氷のロッドを手に入れたぞ。
爆弾が必要な場面が結構あるのに、供給量が少なすぎる。もっと出してくれ、ボンバーマンごっことかしたいじゃない。
そして砂漠に突っ込んでソッコー死ぬ。立札ひっこぬくと粘着してくるおじさんとか謎すぎる、怖いわ!
砂漠にいたおじいさんに村にあるムドラの書を持ってこいと言われる。そういや明らかに怪しい書庫みたいのあったな。先に言ってよ。
村に戻って本をとろうとするけど、本棚の上にあるので押してもひいてもとれない。
誰だよ本棚の上においたやつ!読んだらもとに戻せよ!と思って本棚に体当たりしたらとれた。おだやかじゃないわね……。


ぜんぜん関係ないけど、タイトルを見るたびに途中でほったらかしてるスキタイの娘を思いだしてあーーってなるな。
あの三角形はゼルダのオマージュなんだろうな。ってくらい、まんまである。

二回目

さんざん探しまわったあげくやっと会えた村長にエンブレムを集めろといわれる。
エンブレムを持ってきたらいい話してもらえるらしいのでさっそく近場にある神殿へ。
そして気づき始める。ゼルダってRPGだと思ってたけど、アクションゲームだこれ……。(今頃)
でも私は戦闘とかかったるくて、ギミックを解いていくのは好物なタチなので、ダンジョンは楽しい。
ゼルダは残基の概念がなくて死に放題だし、セーブポイントとかもないから、超気楽。
村長に渡すと、湖の東の洞窟に助けになるものがあるのでとってこいと言われる。
ここかなあと思わしき洞窟には妖精さんがいっぱいいたけど、別に話せるわけでもなく、何の助けになると言うんだ……。
それとも別に洞窟があるの?教えて村長!

ゼルダの伝説をやってみたよ

彼氏がやってたムジュラの仮面が楽しそうだったけど3DS持ってないので、
おすすめしてもらった神々のトライフォースをやってみる。
人生初ゼルダである。スマブラのリンクしか知らないのでまず主人公のビジュアルに違和感がある。
そして途中で投げないようにかんたんにプレイ日記をつけてみることにしたよ。
天地創造もいつか完結させます……(もともとそのためのブログなのに)


とりあえずゼルダ姫を助けて村長探すところまで来た。
開始早々父を亡くし、村民に犯罪者扱いされる主人公、なかなかに気の毒である。

インターステラー

年の瀬も押しせまる中、観に行ってきましたインターステラー
年末は仕事がMAXに忙しいので映画で心を癒そうとしてしまいます。それで何でこのチョイスやねんと。
心温まりそうだしベイマックスにしようかと思ったんですけど、やっぱりインターステラーを劇場で観ておきたかったし、恐らくベイマックスに劣らない癒しキャラ・ターズに出会えたので大満足です。始めモノリスくずれのビジュアルにずっこけそうになったけど、かわいいんです、こいつ。人間くさい、小憎たらしいロボで最高にツボです。
近未来、植物が枯れ果ててゆっくりと滅びていく地球。人間たちは生き延びるために宇宙に活路を見出そうとします。
ベッタベタのSFですねこれ。ちょっとトンデモストーリーというか、B級スレスレと言っていいかも。
でもおかげで今までのノーラン苦手意識を払拭するくらい分かりやすかったし(それでも3分の1くらい分かんなかったけど笑)、
そういった設定はあくまで入り口で、その中で繰り広げられる人間たちのエゴイズム、
親子愛というかもはや人間愛の描写はすばらしく、哲学映画と言っていい。
愛とは未知のものだから観察対象になり得るし、数値化できるというせりふがすごくおもしろかったです。
五次元世界の幾何学的な映像美は、人生のうちでこれを観る機会が持てて本当に良かった!と思うレベルでした。
自分の大切な人間を救うために頑張る主人公と、それを自己中心的だとして種としての人類の保存を目指す人々。人間はエゴイズムのために道を誤るけど、エゴイズムをなくした人間はもはや人間ではないのだという描写がせつない。
作品中では、主人公を導いた五次元世界の「かれら」は未来の進化した人間ということになってるけど、同時に過去の人間であるのかもしれない。これまで死んでいった人間やこれから生まれてくる人間の「幽霊たち」に、現在の世界は見守られてるのかもしれない。そう考えるととてもハートウォーミング!
頭使ったけど充実した160分でした。昔観てさっぱり分からなかった「2001年宇宙の旅」も、近いうちリベンジしてみようかなと思います。
まあ最終的な感想としては、ターズがかわいすぎてアメリアのこと忘れてた!(多分主人公も!)って感じですが。


というわけで2014年ラストの更新でした。
2015年はもっと映画やらの感想をがんばりたいと思うので、
ここもがしがし活用できたら…いいな…!

マレフィセント

ここ一週間急に真夏めいてきて、日本暑すぎ!ってなったので、
異世界に逃避するべく「マレフィセント」観てきました。
で、簡単な感想と、いろいろ思うことがあったので書いてみます。

お話は、有名な「眠れる森の美女」の物語を、王女に呪いをかける悪い妖精マレフィセントの視点から描いたもの。
というか、ぶっちゃけ話変えすぎ。妖精の国と人間の国で対立させちゃってるし。まあその方が分かりやすいのかな。
正直話は感想書くほどのものじゃなくて、特に後半の展開が雑すぎておいてけぼりをくらったというか……。
しかし、娯楽と割り切ってみれば世界観・キャスト・美術は文句なしの完成度だったと思います。
妖精の国なんて「アバター」並に華麗だし。っていうか「アバター」スタッフの仕事なんですね。
CGでいじってあるにしても(頬骨とか)アンジェリーナ・ジョリーが素晴らしかったです。悪魔的な表情も、幼いオーロラ姫を見守る表情も、
ビシッと決まってますね〜。彼女のための映画といっても差し支えない。
衣装などもクラシカルで、善良な3妖精もイギリスの俳優さんを使ってるし、ケルティックな世界へのこだわりを感じます。
(これも後半、鴉男がドラゴンになったり、マレフィセントキャットウーマンみたいになったりするあたり、いきなりのハリウッド感で
違和感すごかったですが……全体的にツメが甘いのが残念すぎる)

しかしこの話、男の扱いがひどい。国王は暴君だし、王子は運ばれてただけ(本当だよ)。
男性が観てどう思うんでしょうか。この男性不在の世界は「八日目の蝉」を思いだします。(自分を裏切った恋人の娘を育てるというところも)
唯一仕事してるのは鴉男のディアヴァルだけ!っていうか人間じゃねえ!
ディアヴァル、いいやつなんですよ。マレフィセントに支配される存在ですが、なんやかんや文句いいながらも主人のために奔走し、
主人の気持を見抜き、誰よりも思いやっている萌えキャラである。
(ディズニーはこういう、忠告役のサブキャラに妙に魅力的なのが多いですね。
アナと雪の女王」のオラフも良かった。個人的には「ファインディングニモ」のドリーと「ピノキオ」のクリケット卿が一番好きです。)

でも一番びっくりしたのは、ディズニーが悪役を主人公にするという発想を実現しちゃったということ。
これ随分画期的なことだと思うんですけど、どうなんでしょうか。
お互いへの愛憎うずまきまくってる王とマレフィセントの複雑なキャラクターも良かった。
ディズニーが、こんな人間の二面性にまで踏み込んだ作品を作るのは結構珍しいんじゃないでしょうか。まあ最終的には
王様=悪 マレフィセント=善 といういつもの構図に落とし込んで終りなんですが。
翼を切ったり、血を見せちゃったり、っていうのもすごいね。
ディズニーが冒険してくれた映画だなあと好意的に観ました。

あとラストの歌が懐かしい……と思ったら「眠れる森の美女」のオーロラ姫の歌のカバーなんですね〜。
そして「眠れる森の美女」が、もともとはバレエ作品だったということも初めて知りました。
私は「眠れる森の美女」は小さい頃(小学校あがる前くらい……)に観たきりですが、善良な3妖精が好きでした。
(だから今回の彼女らの描かれ方はけっこうショックでした。旧作ファンが怒るのも分かるw)
大竹しのぶの日本語バージョンも良いです。そして旧作の王子って今見るとほぼ痴漢。

今回みたいに、壮大な物語背景で、悪行の理由が正当化されてるマレフィセントも良かったですが、
ハミゴにされてパーティに招かれなかったから仕返しするっていう、子供心に「子供かよ!」って思ったくらい
自己中でさびしがり屋のマレフィセントの物語も、いつか誰か作って欲しいです。(ハミゴって方言なのかな)

リトル・ミス・サンシャイン

まだ6月入ったばかりなのに蒸し暑くて毎日雑巾のようにぐったりしているので、
元気の出る映画を観よう!ということで、「リトル・ミス・サンシャイン」。(ネタバレあるよ)

末娘の美少女コンテスト出場のために一家総出でカリフォルニアを目指す話。
まあ家族再生の物語なんでしょう。でもなんだかその言葉を使うとありきたりな印象になってしまう気がして。
崩壊してるっていうより、エゴが強すぎて協調性のない家族。
おとうさんはフリーで自己啓発の仕事をしている。上から目線で他人に攻撃的だけど、いざというときはブレずに意思を通す強さがある。
お兄ちゃんは、中二病まっただ中のひきこもりだけど、一番観察力があって鋭い。
おじいちゃんはまあ、口が悪いし自分勝手だし、女漁りとヘロインが大好きで老人ホームを追放されるほどのアウトローだけど、
すごく情に厚いし熱血なのです。
ドロップアウトの寄せ集めみたいな家族をまとめるのに苦労している、唯一常識人なお母さん。
そんな家族が、ぽっちゃりめの幼い末娘・オリーブをそれぞれに庇護している様子がとても愛しいのです。なんやかんや言ってみんな根はやさしくて善良で、それが、余裕のない毎日ですれ違ってしまっているだけ。
そんな家庭に、ある日自殺未遂を起こしたゲイのおじさん(お母さんの弟)がやってきて、カリフォルニアに同行することに。

何だろう、この映画、良いことは何一つ起こりません。
カリフォルニアへの道中だって、悲劇とトラブルの連続ですし、最終的にミスコンも大失敗に終わります。
まあこういう失敗談がコメディとしておもしろいので、全編通して結構笑えるのですが、
この物語が安易な負け犬讃歌に堕ちていないのは、
お兄ちゃんの「ミスコンなんてクソだと思わないか。人生なんてクソみたいなミスコンの連続だ」っていう台詞に尽きるんじゃないでしょうか。
結局、私たちは形式的な評価を受け続けなければこの社会で生きていけない。
嫌でもそのコンテストから逃げられないのだという乾いた視点が、この映画の根底にある。
でも、つまらない常識や決まり事にとらわれて、ただ負けるのを怖がっていては、生きている意味なんてないんじゃないか、満面の笑顔で踊るオリーブがそんな気にさせてくれる。
オリーブはステレオタイプな無垢な子供として描かれているけど、このアクの強い家族の救済の天使でもあるので、
そういう描き方で正しいような気がする。
そしておじさんが良い。彼は一度人生から退場した人間で、他と違って相対的な勝ち負けの埒外にいるキャラクターなのがおもしろい。
キリスト教的には同性愛は地獄行きなんだっけ?そこんとこ詳しくないですが多分そういうのも含めて、マイノリティとしての孤独を背負ってる。
生きることにも死ぬことにも絶望している彼が、
「僕も天国に行けるかな?」とたずねてオリーブに肯定される様が、すごくイノセントで素敵でした。
冒頭でお兄ちゃんがおじさんを迎えて「地獄へようこそ」という場面がありますが、それがここの伏線になっている、ドタバタの連続に見えて凝った脚本です。
そしてそんな彼だからこそ、人生を斜に見ているお兄ちゃんを救うことができたんだと思う。
何一ついいことは起らない話だけどこんなに爽快なのはなぜなんだろう。
家族六人がそれぞれを決して見捨てず、納得いくまで目的をやり遂げたことで結びついた彼らが、とても幸せそうだからでしょうか。
負け戦は個々人においては決して無為なことじゃなくて、かけがえのないものが得られるんだということ。一家はこの旅行のことを、多分一生忘れないんでしょうね。

いやーいい映画だったなーと思ったら、トイストーリー3と脚本の人一緒なんですね。トイストーリーは2まで観て、もういいかな……と思ってたけど、これは3も観なければなるまい。

コワーキングスペースに行ってきました。

友人に誘われて、生まれて初めてコワーキングスペースというものにお邪魔してきました。
おそらく誘われなければ絶対コワーキングなんて意識の高いものには縁がなかったでしょう。ありがとう!
ざっくり言うとノマドの方用のレンタルスペースみたいな感じですが、
メンバー同士和気藹々としていてちょっとしたサークルみたいで楽しそうだなあと思いました。いいなあ。今んとこ
ノマド族になる予定はないけど……そもそもタブレットもノーパソもないわ!

そんな感じで、行われていたゲーム大会や漫画談義に混じってきたんですが、
漫画談義のテーマが「絵の好きな漫画家」。
みなさんそれぞれ推しの漫画について熱く語っておられました。
やっぱり好きなものについてだと初対面でもぐっと距離が縮まる気がするし、
濃い時間を過せて楽しかったです。最近の漫画全然分からんし急な参加だったのですが、
私もしどろもどろ語りましたよ、高野文子についてw
で、やっぱり思いました、もっと新しい漫画読まなきゃだめだなあって。
漫画に関してはどっちかつーと話重視派なので、絵柄の好みはあってもそれで選ぶことはあまりないのですが、
今まで読んだ中で心に残るほど好みだった絵の漫画家っていうのは何人かあるなあ。
きくち正太とか。

おせん(1) (イブニングKC)

おせん(1) (イブニングKC)

あと福島聡の絵柄はすごく好みでよく模写しました。
少年少女 (1巻) (Beam comix)

少年少女 (1巻) (Beam comix)

でも一番好きなのはカムイ伝初期の白土絵です。画像が見つからんけど、幼少時のナナさんはどうしたらいいんってくらい萌える。


あと、そこで見せてもらった仮想現実ディスプレイ「オキュラス」がやばかった。

ヘッドセットをかぶると、モニターに映っている風景に視界が支配されます。
360度仮想世界。頭をめぐらすと風景もついてくるんです。
本当にその世界に自分が入りこんだような没入感で、是非これで空を飛ぶ映像を作って欲しいなあと思いました。買うよ。
これでFPSとかやったらハマると死ぬまで帰ってこれなさそうな気がする……。リアルにパプリカ的展開……。