第13回 タクラマカン砂漠〜ルワール

わーいうっかり二ヶ月くらいあいちゃった!もうすっかり季刊ペースなプレイ日記にようこそ!
毎日暑いですがみなさまいかがおすごしでしょうか。
PCの調子もタブレットの調子も悪くていい加減買い換えたい・・・
のにボーナスを調子に乗って電動自転車にあてちゃったのでお金がありましぇん・・・そんな毎日です・・・。


     *


前回ネオトキオで一通り遊んだので、そろそろ本筋に戻ります。
ラサからはタクラマカン砂漠を越えなければヨーロッパへは行けません。砂漠の越え方は遊牧民だけが知っている。という話でしたね。
この遊牧民の村、タクラマカン砂漠の手前にあるのですが、以前(人間復活直後くらい?)にアークが訪れたときの様子をお届けするとですね、
「あなたヒトサライなの?」
「なんだい?あんたは?勝手に入ってこないでおくれ!出てっておくれ!」
「ここはおれたちの遊牧場だ!勝手に入ってくるな!」
ととても冷たいあしらいを受けて正直ちょっと泣いた。
いくらメイホウの口添えがあるからって、砂漠の越え方ちゃんと教えてくれるんだろうか・・・と
ドキドキしながら再度訪れてみます。
おじさん「・・・なんだって?
メイホウ様から?
メイホウ様は我々にとって恩のある大切なお方。
そのお知り合いであれば お助けしないわけにはいかない。」
なんとー。あのジジ…お爺様、意外と人望が厚いー!
遊牧民の人々はまるで手のひらを返したように親切にアークに接してくれました。

まず西へ向かって歩く。
しばらくすると トライアングルストンという3つの岩があらわれるはずだ。
そうしたら南へ向かう。
やがてリュウのようにつらなった岩々が見えてくる。
さらに方角をかえ 北西へ。
スカルドラゴンの死がいを横目に 今度は北へ向かう。
巨大なしゃれこうべが見えたら その近くが出口だ。

むむ。なかなか複雑な道のりのようです。っていうかなんで中国なのに英語。
落ち着いて、ゆっくりとな。と応援してくれるおじさん。おじさんありがとう!
そういえば…とおじさんが最後に付け加えます。
「この間も 変な男がここに寄ってね。
あまりニコニコ話すもんだから つい気をゆるしちまったよ。
わしらの生活のことやらを本にするんだとか言っていたけどね。」
もしかして…い、いや間違いない…!ヘディンくん…!ヘディンくんのことかー!!
ヘディンくん、無事本を出版できたんでしょうか。妙に忘れられないのんきなキャラでした。
また会えるでしょうか…。
そういえばこの村には、口のきけない女の子がいて、
一緒に暮らしてるらしいおばさんがいうには、
「父親と母親がいなくなっちまって ショックでそれ以来口がきけないのさ。」
ということだそうです。

「あたしはなりゆき上その娘をそだててるだけさ。だからなんだっていうのさ?」
とおばさん。口はきついけど、やさしい人。
いつかこの女の子が声を出して笑える日がくるんでしょうか、請うご期待。


      *


というわけでいよいよタクラマカン越えです。
教えられた通りの道順で進めば出られるはずですが、そこでなぜか迷うのが管理人クオリティ。
たぶん道順の判定厳しすぎると思うんだ…クインテットさん…。
ひとつ曲がる筋を間違うと、進むことも戻ることもできずにさまよう羽目になりかける、結構怖い砂漠です。
大丈夫大丈夫、三十分くらいどっちかに向かって真っ直ぐ進めば、野垂れ死ぬかもとの道に戻るかどっちかして出られるから!HAHAHA!
もうほんっとストレスたまるこういうの…とふらふらになりながら、なんとか砂漠を越えたアーク。
出た先がヨーロッパ大陸です。ヨーロッパといっても、まだまだ文明が発達してなくて、
村や町もほとんどありません。
バルカン半島まで進むと、ルワールというのどかな村が見えてきます。
今回はここでセーブして終わりにしようかな…と思って宿屋に入ったとたん
「これはこれはようこそバウンティの宿へ!!
一名様 ごあんなーーーーーい!」

とやたらにテンション高いおっさん(←多分バウンティ)が出迎えてくれました。何ここ。こういう民族性?
「さあさあお客さんのおつきだよ!酒を持ってきておくれー!
さあさあ おどりと音楽のはじまりだよ。」
とここでラテン系のねーちゃんが出現。
多分アーク未成年なのに…いいのかなーこういうことして。
「このサービスは 当店でももっともおねだんのはる
サービスでしてね。
しめて・・・・・・・・・
1000000GEMですね。
おかんじょうの方をおねがいします。」

ボッタクリバーの予感を強く感じ始めるアーク。
「はらうったって・・・
うそだろ?オレそんな金持ってないよ。
少しぐらい まけてよ。」とアークさんはどこまでも素直です。
バウンティ「お客さぁん。じょうだんでしょう?うちはめいろう会計なんだ。
  はらえないって言うんなら 強制労働所で働いて 返してもらうしかないねえ。」
なんちゅうゲームや。このままではアークはタコ部屋一直線!というピンチに、「お待ちっ」と声が響きます。
声の主は、宿に入ってきた赤毛の女性。
女剣士「話は聞かせてもらった。バウンティ。お前はまだ悪どい商売を続けていたのか?
  この前に言ったはずだな。同じことをくりかえせば 命のほしょうはしないと。」
どうやら外で張っていたらしいこの女の人。警察顔負けの用意周到ぶりです。
バウンティ「め・めっそうもない!こ・これは当店のよきょうのひとつでして・・・。 
   お客様をおどかしておいて 実はお代はタダというしゅこうでして・・・ははは。
女剣士「それは面白い。では村の者たちにもよく宣伝しておいてやろう。」
バウンティ「フ・フィーダ様っ!それはっ・・・・・・はい 
      おねがいします。とほほ。」
かっくいー。(でも村の人は村の宿屋は使わないよね…!)
このおねーさん剣士はフィーダという名前らしい。
フィーダ「悪いことをした。この村は悪人ばかりではない。気を悪くしないでくれ。」
アークにわびてさっそうと去っていくフィーダ。かっくいー。
と、戸口のところで立ち止まり、
フィーダ「・・・・・ふしぎだな。
お前とはどこかで会ったことがあるような気がする・・・。」
デジャビュってやつ?
「王女のムコになるつもりなら 明日城で会うことになろう。
ゆっくりと休むんだな。」
と、知らない間に決め付けられてるんですがぜんぜん話が見えません。なんだ王女のムコって。
とか思う間にフィーダさんは行ってしまいました。
とりあえずぼったくられかけたはらいせにテーブルのワインを一気飲みしたら「ゲロまずぅ」らしい。
ほんといいとこのない宿屋だ。
でもとりあえずこの宿屋に無料で泊まれること決定です。災い転じてなんとやら。
さっきのラテン系踊り子がいうには、フィーダはこの国の王女様の護衛をしている剣士らしい。
「女性ながらとてもうでの立つ剣の使い手なんですって。
もぉあこがれちゃうわっ!」
うんまあ、なんでもいいから、こんな商売足洗えよ。
宿屋カウンターのおばさんに声をかけると、
「なんだい?とまるのかい?
 だったら→の部屋を使いな。夜中にさわいだりしたら つまみだすからね!」
これが客に言うせりふかっ(まあタダだけど)。ほんと入ったが最後強制収容所行きとか、恐怖の宿屋といっていいレベルだ。
ここであまのじゃくに左の部屋にいってみると、耳のたれた洋犬がいて、
アークを見て目を細める→くんくん→ぷいっ と顔をそむける。変なとこ作りこんでるなw
かわいいw
とりあえず右の部屋に泊まって、翌日村をまわることにします。