第7回  天地創造:風の谷〜ズウ

[これまでのあらすじ]
長老から、滅びた地表の生命を復活させるという使命を受けたアーク。
植物を復活させた後、無事鳥を復活させ、地表復活の使命を順調に進めていきます。



      *



というわけで前回、サンクチュアリに無事鳥一族が復活しました。
サンクチュアリの奥は崖になっていて、その崖の上には
鳥の中でもひときわ賢く美しい鳥、キングバードが住んでいます。
ここにはセーブポイントと道具屋もあります。
そこらへんにいる白くて丸いふわふわが、キングバードの雛のようです。
「ボクおなかすいたの。
 とてもおなかすいたの。
 でもママくるのまってるの。
 ボクいいこなの。」
かかかかかわいいいいい。雛かわいいよ雛。
あとサンクチュアリの道具屋(鳥)は、ザマスめがねとハイドンなかつらが似合うおしゃれさんで、口調も関西弁でかわいいw
アークの買い物コマンドも「買いまっせ/やめとくわ」に変わってて、地味に笑った。大阪のおばちゃんか。
そしてこの上の崖の、一番高いてっぺんに、鳥の王様キングバードがいました。
ちょっとでぶちんな上に、至近距離に近づくまで熟睡してるんですが、大丈夫なのかこの人…。
ちょっとデブチョコボを思い出すぞ…。
しかも自己紹介が「わしがキングバードの王ですだに。」とてもロイヤルな方だとは思えません!
それはともかく、この鳥の王様にお礼の言葉をいただきます。
しかし、まだ風の谷から合図の風が吹いてこないのだといいます。
渡り鳥たちは合図の風が吹いてこないと、ほかの土地に飛んでいけないのです。
なぜ風が吹かないのか、謎を解明するため、風の谷に行ってみることになりました。
渡り鳥に頼むと「わかりやした!」と二つ返事で風の谷まで運んでくれます。
っていうか風の谷、直線距離でいうとすぐそこなのに、えらく迂回して送ってくれますなこの渡り鳥は…。
渡り鳥に「ささ、アークさん、ずいーっと奥へ…」とすすめられるまま、
風の谷の奥地に足を踏み入れるアーク。
どうでもいいけどこの鳥さんは、いつの時代のどこの国のひとだ。
風の谷の最奥は、大きくて暗い崖になっているのですが、
底のほうに何かきらきら光るものが見えます。その光をめがけて、手近にある石を放り込んでみると…
「私をねむりから呼び起こすのはいったいだれだね…」
き、きたー。
「おや?鳥たちのささやきが聞こえる。
春のかおりがただよっている。
そうか…
長くきびしい冬が終わったのか。」

ということで、誰だか知りませんが仕事にとりかかってくれるそうです。
外で待っている渡り鳥のところまで戻ってみると、「風が戻ってきやしたよ!」ということなので、
どうやらこれで問題は解決したみたいです。風を起こす役の人が寝てただけみたいですね。
これで、渡り鳥も飛び立てるようになるはずです。

サンクチュアリに戻ると、渡り鳥が送ってくれる行き先として、
"神代島""サファリアム"が加わっていました。
"神代島"は気候のいい島だとのことですが、今のところ特に行けるポイントもなく、収穫はありませんでした。
どうも形からして日本列島に似ているのですが…後々何か発展が見られるんですかね。
もうひとつの"サファリアム"は、アフリカ大陸のどまんなかにある動物の楽園…という触れ込みなのですが、
行ってみても一匹も生き物のかげが見当たりません。
いぶかしがる渡り鳥。
渡り鳥「のんきなサイの サイモンや
のろまガメの カメのかめすけや
動物の王 ライオンのネオ。
たしかネオには子供も生まれたばかりだったのに・・
一体 何があったのやら・・・。」

サイモンとかめすけのネーミングの安直さについて突っ込んでいいですか。
とりあえず奥の洞窟に入ってみますが、やっぱり誰もいなくてがっかり。
ひとつだけ、バトルモードになる部屋があるので、
確実に後でもう一度来ることになるとは思うんですが…。
とりあえず、今のところここで得るものはなさそうなので、フィールドに出てみます。
サファリアムの南方に、ズウというジャングルみたいなダンジョンを発見したので、
ひとまずここを攻略することにします。今日はここまで!




[2/11追記]
どうもズウ編の感想を書き忘れたようなので、ここに追記しておきます。
ズウは迷路のようなジャングルダンジョンで、それはもうこれでもかというくらい道に迷いました。
例の魂の話によると・・・
「ズウには古代文明のいさん
『雨乞いのさいだん』があります。」
「かつて 雨ごいのさいだんでは
4人のきとう師が 天候をあやつっていたんです。
「4つのたましいの力が合わさった時
あまごいがはじめられます。
アークさん。われわれの仲間を救い出して下さい!」
要は、魔物を倒してこの魂を四つ救い出せば、あまごいの儀式とやらが始められるようです。魂をもとめて、魔物をジェノサイドしていくアーク。
途中でばうばう草というなぞの食虫植物みたいなのに出会いました。
ばうばう草「まもののおかげで 雨が少なくなり
あれちばかりになっちまった。
昔の広い草原から比べりゃ
今の緑なんて ひとにぎりの砂つぶみたいなもんさ。
かつて原住民たちが作った
雨ごいの祭だんってのが どっかにあるって話だがね…」

途中、そのあまごいのさいだんらしきものを発見して、中に入ってみると、このたましいたちが集まっていて、
自分たちの仲間を救い出してほしいと言います。
やっとのことで四つたましいを集めると、何かすごい力があたりに満ち(アーク談)、
荒地だったズウが緑につつまれていき、今まで通路だった低い地面は水をたたえた川になりました。
ここの動物たちが復活できないのは、えさになる植物がなかったからだ!と思い当たるアーク。
ここに緑が復活すれば、動物たちもよみがえるはずです。
ちなみに水が満ちたおかげで、今まで高くて上れなかったところにも、泳いで移動できるようになり、
未回収だった宝箱などをゲットできるようになります。

これで今までいけなかった次のマップにも進めるようになりました。
途中で行く手をふさぐ妙な岩壁を発見。
アーク「なんかちょっとしたことでくずれそうに見えるけど…」
ほんとに(親切な部分は)親切なゲームだなこの天地創造は!!
カエルの敵が吐き出してくる息の勢いを借りて、岩壁に体当たりすればOKです。
このマップも前と同じように、魂を四つ集めれば緑が蘇るようです。
何せたましいを持った敵がどれかわからないので、やみくもに動き回って
かたっぱしから敵を倒すしかない。合理性?なにそれおいしいの?

無事ふたつめの祭壇をクリア。
そろそろ、大体の要領がわかって来ます。
とりあえずそれぞれのマップで魂を四つ集めればいいわけです。
4人のきとうしがいたということは、あまごいの祭壇も多分四つあるので、
四つの祭壇であまごいの儀式をすれば、何かが起こるはずです!
この調子で、三つ目の祭壇もクリアしていきます。
四つ目の祭壇がなかなか見つけられず、入り口に戻ってきてしまう無限ループに陥りかけました。このゲーム、結構手がかりとかヒントが少ないので、一旦つまずくととことん泥沼なことになります。こわいですねー(淀川長治風に)
四つ目の祭壇、ようやく見つけたと思ったら、中にボスのストームマスターがいました。
基本的にこのゲームのボスって、攻撃を避けつつボスの体が攻撃範囲内に入る一瞬を狙ってダメージを与えるというパターンが多い気がする。
倒すと、例の「アークよ。私はこの日を待っていた以下略」の声が。
どうも細胞分裂?らしい映像からサバンナの情景が流れて、動物が復活します。毎回思うが、ムービーはSFCの限界に挑戦してるのかと思うくらいレベル高い(当時にしては)。







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おまけ

はてなハイクで昔書いた、サンクチュアリの道具屋(再掲)。