ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

見てきましたとも。公開前に見た新キャラに激しく萎えながらも公開二日目に見に行ってしまうのはオタクの宿命か。
正直言っておもしろかったです。
『序』はほとんどテレビシリーズの話をなぞっただけでしたが、『破』はもうほとんど別物アニメといっていいんじゃなかろうか…予告見る限り次回作はもっとはっちゃけるんだろうな…次でスペースオペラになってても私はおどろかんぞ。
エヴァを健全で熱血なSFアニメに作り直したらこうなりました!って感じで、これはこれでおもしろいです。シンジが漢らしくて綾波が前向きでアスカはお色気担当である。悪く言えばよくできた二次創作みたいなんだけどね…。でも良かった。
というわけで、以下いつもの個人的感想兼ツッコミ(ネタバレ全開)。

・アスカの苗字がかわってる?
・新キャラはまだ存在感うすいです。エキセントリックさではアスカに負けてるぞ。次回で本性を表すんでしょうか。プラグスーツのだささにひっくりかえりましたが画面で見るとあれはあれで見られるな…キャラはまんまハルハラハル子です。
・レイたんお弁当作戦やらドッキリ企画やらめちゃくちゃ積極行動派である。いろいろ言いたいことはあるが「ポカポカしたい」でなんか毒気をぬかれてしまったぜ。
・レイがアスカのビンタをつかんで止めるところでじーんときてしまった。
・ユイさんはまだ一瞬しかでませんか…。
・うぉーーい何でイロウル戦が完全スルーなのかー!ちょっと楽しみだったのに。リツ子さん見せ場がなくて完全に狂言まわしじゃないか。しかし彼女の説明の意味不明さは相変わらずである。
・言動の細かい伏線とか、それぞれの生きる理由みたいな描写はだいぶ削られてるな。その分作風がだいぶライトになってるけどね。
okamaさんっぽいプラグスーツが出てきたぞ。
・トウジが幸せ満点で非常に安心した。その分のしわよせはすべてアスカへ。
・そのおかげか、3号機戦のとこ見るのがちょっと楽だったのは不思議だ。テレビ版のあの回の恐ろしさは異常。冗談抜きでトラウマなんですよね…。
使徒の流血量(あれ血?だよね?)は今までの比じゃないが、グロいというより笑ってしまった。鉄砲水かっつーの。
・悪趣味グロシーンが多いな。旧劇場版よりましだけど。ていうかグロシーンでBGMに童謡流すとか青臭い演出はやめてほしいなと思った。
・でも話はすでに鬱アニメではない。まあ今後みんなばったばった死ぬとかありえるけど。それでも旧版にくらべたら大分救いのある内容になる気がする。次回が楽しみです。眼帯アスカとかでてくるし。もう属性がわからん。