第3回 試練の塔3〜エルの機織り


前回のあらすじ:
凍り付いてしまった村人たちを助けるため、村の外にある五つの塔に向かうアーク
塔をひとつクリアするたびに、地球の五大陸がひとつ復活し、
村人たちも元の姿に戻り始めたのでした。


なんだか回を追うごとに丁寧さの欠けていく天地創造プレイ日記へようこそ。
しかし文章はぐだぐだと長くなっていますね。改めていうまでもなく、私は長文癖なんです。
しかし、こういうの書いてると本当に自分の語彙のなさを痛感します。
本、読まなきゃなあ。

さてゲーム本編。第3の塔に向かいます。
入ったとたん、床が途切れています。向こう岸へわたるには、
間にある動くブロックをわたっていかなければいけないという状況。
私のやったことのあるアクションゲームって、マリオとかクロノアくらいですが、
まあああいうのに出てくる仕掛けを想像してもらえばよろしいと思うわけです。
今までは敵をつっついて、謎を解いていけば先に進めたわけですが、
今回からは結構アクション要素も必要になってくるみたいですね。
ところどころにエジプト調の壁画がや胸像があって、なかなか神秘的な塔です。
ガードナーという壁にうまった敵がいやらしくて、
ひきずりこまれると、塔の外にごみのように放り出されるのがちょっと笑える。
こいつはスピンアタックという回転切りでダメージを与えられるので、もれなく経験値化してやります。
4階まで来て、スイッチを押すと、ヒューボールの群れが大発生。
しかし装備をしっかりしていたのと、レベル上げのおかげで
攻撃力があがっているのでたやすく倒せる。みなごろしじゃ。
最上階まで着くと、塔の番人の声が。
「よくここまでたどりついたな。くっくっく。」
くっくっくて。完全悪役ですやん。
というわけでここで試練…三匹の敵が襲い掛かります。
三匹のうち一匹だけが本物で、あとは偽者。本物を攻撃すればダメージを与えられますが、これがけっこう難しい((c)しんちゃん)というか完全に勘に頼るアーク。
このガデットという敵、目があうと動きを封じられてしまうので、なるべく正面に
向き合わないようにうしろからうしろから攻撃するアークの姿は
あまり格好よくない。
無事倒し、大陸復活の部屋へ。サバンナに巨大な白い月が昇るムービーが美しい。
アフリカ大陸が復活します。


     *


続いて試練の塔4へ。

この塔は、入ったとたん目の前に塔の番人がいます。
「よくぞここまでたどりついた。」といって不気味に笑う番人。
何をするのかと思えば、またガデットを放ってきました。
あんたらそればっかりや。
ここは三つ目の塔の発展型というか、アクションの難易度が少し高い。
つなわたりする場面が結構あるのですが、というかアークつなわたりまで
こなすのか、身体能力が高すぎるだろという突っ込みはおいといて、
このつなわたり、結構判定きびしい。ちょっとでもずれたところから綱にのろうとすると、容赦なく穴の底へ落ちます。
でも途中であったさまよえるたましいが、たまには勇気を出して行動を起こせ的なことを言ってくれる=どんどん落ちろ と解釈。
この塔では下に落ちてもダメージにはならず、ちゃんと下の階層につき、
その階層から最上階へ続く階段に行く事ができます。
穴には、落ちてもただダメージを受けるだけのものと、
別の部屋に通じているものがあるということですね。
しかし五階相当のところから一階まで落ちても無傷なアークはやはり
ただの人間じゃないと思いました。
途中"クリスタルの糸"というアイテムを発見。
ヨミの説明によると、「光がキラキラと反射している糸だぜ」。
これが占いおばばの言ってた、運命をつむぐ輝く糸でしょうか。
糸をつむぐというと、これは機織りの領分ですね。村に帰ったらエルに渡してみましょう。
しかしクリスタルホルムにクリスタルブルーにクリスタルのやりにクリスタルの糸と
このクリスタルしばりはどこまで続くんでしょうか。
最上階までいくと、また塔の番人の声が。
「アークよ。お前のために面白いショーを用意しておいた。
じっくりと味わって楽しむがいい。」

軽やかなBGMとともにヒューボールが一列になって向かってきました。
いっぺんこの塔の番人とは話をつけなければならんな。
全員倒すと、「ご来場ありがとうございました」で終了。なめとんのか。
なんかここの番人、ちょっと変わってるというか…
よくいうとエキセントリックというか…。
なんだかんだで大陸復活の部屋に入れました。
北米大陸が復活。
エルに会いに村へと戻りましょう。


     *



「アーク…その糸は?
きれいな糸。クリスタルの糸ね。
アーク。その糸を 私にもらえないかしら?
このマントにぬいこむの。
きっとアークを守る力をあたえてくれるわ。」

というわけで、エルに"クリスタルの糸"を渡しました。
今日つかれただろうから長老の家で寝てくるようにといわれます。
なんだかお母さんみたいだなあ。
長老の家にもどると、悪友どもが元の姿に戻っています。
「前に長老様に聞いたことがあるんだ。
クリスタルブルーは表の世界のなみだだって。
どういう意味なんだろう?」

むむ。クリスタルブルーってただのシャボン玉じゃなかったのか。
そして表の世界とは?
とひとりで話を盛り上げながら、自分の部屋のベッドに入ろうとしたら時が止まった!
ここでまさかのイベントか!?と思ったらバグでフリーズしたのでした。ぎゃーす。
データ消えてないかひやひやしましたが無事でしたイェー。こんなスリルは必要としてないよ。
ベッドに入るものの、夜中に(床で仰向け状態で)目を覚ますアーク。寝てる間にベッドから落ちたな。
外に出ると悪友二人が眠っていました。片方はベッドで、片方は床で。
ベッドの方「ふかふかふか…」
床の方「う・うーん…
    ゆかは…いたいよ…」

気の毒すぎる。ベッドで寝れる幸せをかみしめろアーク。
長老は夜中でもちゃんとおきてるんだなあ。やっぱり長老としての自覚がなせるわざでしょうか。
と思って話しかけたけど昼間とおんなじことしか言わねぇー。がっかりだっ。
村の中はみんな寝静まって虫の声だけが響く中、エルの機織り小屋へとむかいます。
道具屋は夜でも営業してました。24時間営業ですか。こんなど田舎なのに採算あうんでしょうか。といらない心配をしてしまいます。
とか言ってたら、機織り小屋では、エルまで24時間労働してました。アーク驚愕ですよ。こんなよるのよなかに、
ランプの小さい灯りの下で、えんえんと機を織りつづけているとは…アークのために…。
ええ子や。なんつーええ子や。
エルが機を織りながら、何か祈っているのが聞こえました。

エル「クリスタルのマントよ…。おねがい。
   どうかアークのことを守ってあげて…。
   そして…
   ねがわくは アークを遠くに連れていかないで…」

エルのそばによるアーク。
ねむれないのか、とこんなときもアークの心配をするエル。

エル「でもこのマントができあがったら アークが遠くに行きそうで…。
   アーク。そんなことないよね?」

そういえば例のあかずのとびらの地下室でも、エルは
しきりに何かを恐れ、アークにそばにいてほしいと言いました。
何か悪い予感をよほど強く感じて、恐れているようです。特に、アークがどこかへ行ってしまうことを恐れているのですね…。
ここは「そんなことないよ」と安心させてあげるべきなんでしょうが、
安易な気休めはよくないしな。ということで「よくわからない」を選択(鬼すぎるアーク=私)
村の外の世界を見てから、どこかで何かが自分を待っていると思うようになったと答えるアーク。なんといういい日旅立ち

エル「わかるわ。アークは私たちとちがう何かを持っているもの。
   でもね 私はいつだってアークといっしょにいるわ。
   たとえはなれていても…。
   それだけはわすれないでいてね。」

エルちゃんつくづく優しい子だなあ。個人的にはもうちょっとくせの強いヒロインの方が好みですが、エルみたいに底抜けに優しいヒロインも、これはこれでいい。
しんみりした後で、もう一度休んでらっしゃいというエル。朝にまた会いにこいと。
うう。母性愛を感じるなあ…。感動。
帰り道、まさかと思ってこなひき小屋にいってみたら、やっぱりここのおっちゃんも起きて働いてました。こっちは別にぜんぜん感動しませんでした。

夜があけたらアーク、今度はうつぶせに床に落ちてました。もうお前も床で寝ろ。


今日の一枚:

夜のエルたん。
これ書き上げるまでに二回くらい絵を消してしまって
枕を涙で濡らしたのは秘密だ。