第1回 あかずのとびらを開けるまで

序章 旅立ち

天地創造の世界は、ライトサイドとダークサイドという二つの勢力でできあがっています。
人は進歩と向上を生むライトサイドを「神」と呼び、ひずみや戦いを生むダークサイドを「悪魔」と呼ぶ。
詳しく知らないけど北欧神話とかに似た概念を感じますね。
この前置きがどういうふうに物語にからんでくるんでしょうか…?




お話は主人公・アークが朝目覚めるところから始まります。(RPGの黄金パターンの始まり方ですね!)
悪夢にうなされて起きたらしい。幸先のよい始まり方ですこと…。
主人公を起こしたのはエルという女の子。
エル「外へ出てみたら?クリスタルブルーが飛んでいてとてもきれいよ。
いやな夢のことなんか きっと忘れてしまうわ。」

うん、そうだね。で、クリスタルブルーって何?
と聞く前にエルちゃんは部屋を出て行ってしまいました。
とりあえずベッドから出てうろつきまわります。
部屋を出たところで、エルちゃんとのことを冷やかしてくる奴がいます。
「よおアーク。エルに起こされたのか?おあついよなあ ひゅーひゅー。」
イラっときたのでツボを投げつけてやる。



どうやらアークは乱暴者でとおっているようです。
長老が呼んでいるというので行ってみると、機織小屋の機織機を台無しにしたかどで怒られます。
台無しにしたって…壊したってことかな?
アークったらそんなことまで…これはもう不良と呼ばれるレベルだと思う。


外に出てみました。ここはクリスタルホルムという場所らしい。
空中にシャボン玉みたいなのが飛んでいます。これがあの…”クリスタルブルー”…ってやつか…!!
機織小屋にいって適当に謝って、エルちゃんにもやんわり怒られて帰ってくると…
「あ・アーク!いい所に来たじゃないか!」
と、さわやかに出迎えられます。なんとなく嫌な予感がしますね!
長老から開けちゃだめって言われてるドアをみんなで開けようとしているらしい。
開けちゃだめなものは開けるなよ。昔話でも開けた人は
ろくな目にあわないと相場が決まっています。というかたいがい死にます。
でも開けろ開けろうるさいのでツボを投げて扉を開けてやります
(とりあえずアークは何かしら投げるのが好きです。)
すると…



助けを呼ぶ変な声が。
みんな一瞬にしてびびりまくり、アークを残して逃げるように去っていきます。
友人A「じ・じゃあ後はたのんだぜ。お前が開けたんだから責任はとってくれよな!」
お前らが開けれっていうから開けてやったのにこの言われよう…。
思わずツボを投げつけたい衝動にかられましたがおさえました。
しかしこれは人間不信ゲー・天地創造の第一歩に過ぎないのでした…。